2013年1月 41号 月刊「てあて」表紙絵 作者/島崎昌美さんインタビュー 「月刊てあて」の表紙絵を描いてくださっている島崎昌美さんの個展が、2012年11月つくば市で開催されました。 自分ひとりで立っていると思うけれど、実は前にも横にもそして後ろにも支えている人が いたのです。
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島崎さんが絵手紙作家になられた経緯は月刊てあて第24号と第25号でもご紹介しましたが、その作品すべてが、絵手紙を描くことが必然だったのではないかと思わせる程、深い感動と共感を与えてくれます。 |
▲絵手紙教室の生徒さんたちと |
島崎昌美の原点 私は、小さい頃に兄二人を亡くしました。『一寸先は闇』と悟った母が『人間好きな事をやらなかったら生まれてきた甲斐がない』と、貧乏で足袋も買えない家の世間体も考えないで、私を美大に行かせてくれました。 そんな母親に恵まていたから、今の私がこうして絵手紙と出会うことが出来たのです。母にも兄達にも僕の人生『ありがとう(感謝)』しかないのです。 |
「自分の今を語る」。
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▲会場では、絵手紙の言葉に思わず足がとまります。 |
▲唐辛子が描かれた作品 |
これからも奥様と二人三脚で 妻は、僕にとって一番の評論家です。日常の出来事に多くのスパイスを与えてくれる心強い見方。唐辛子に例えたこともありますが…必要不可欠な存在です。■お母様の他、奥様にも恵まれた島崎さん。絵を志してから、今日まで支えて下さった奥様と二人で開く個展は、喜びもまたひとしおだったのではないかと思います。これからも二人三脚で、すばらしい絵手紙を私たちに魅せて下さい。 |